母乳性黄疸
現在、韓国にて1ヶ月の日韓ベビーを育てているオーナーのchihiroと申します。今日は娘の黄疸についてシェアしたいと思います。
生後3週間、予防接種で病院を訪れた際に、視診で黄疸の検査を勧められ、検査の結果は11。正常範囲内であるものの高い方だということで医者から『少しの間、母乳をやめてミルクにできますか?』と。メリットしかないと言われいてる母乳の何が問題なのかさっぱりわかりませんでした。
そして、不信感からセカンドオピニオンへ。生後1ヶ月を少し過ぎた頃。この日の検査も数値は変わらず11でした。
2つ目の病院の先生は、なぜミルクにするのかということから丁寧に教えてくださいました。黄疸が出る要因はいくつか考えられますが、その中の要因として特に気をつける必要があるのが肝臓や甲状腺ホルモンに問題がある場合です。その場合も黄疸がでるのですが、また母乳によっても黄疸がでるとのこと。つまりミルクにすることで、黄疸の数値が下がれば黄疸の原因が母乳であるため問題ないとなるわけです。
完母を続けたい私の想いを聞き、また先生も、一度哺乳瓶を覚えると母乳を飲まなくなってしまう赤ちゃんもいるため、母乳のままで良いという考えでした。
では、母乳を続けながらどう黄疸にしていくか。娘の場合、正常値内ではあるので一度何もせずに様子を見るという選択肢が可能でした!もちろん心配ならば、肝臓や甲状腺ホルモンの検査も可能ですが、私たち夫婦は健康な可能性が90パーセント近いといわれた娘に対して、小さな体から血液採取して検査することが体の負担などとても気になったので様子をみることに。
もちろん先生は親の選択なのでどれでも良いですよ!と言ってくださるものの、先生の話を聞いていると今日にでも検査を受けた方がいいのではないか?という不安に駆られてしまったのが正直な気持ちでした。
結局、一週間後の検査で黄疸は6にまでさがったのをキッカケに娘の黄疸問題は解決に向かいましたが、のちのち日本に住む友人の実体験で『黄疸で入院したが、肝臓・および甲状腺ホルモンの検査は6ヶ月過ぎてから』といわれたそうで...
何が正解で、何が間違いかわからない育児。特に医療においては色んな可能性を考慮して、最善を尽くしてあげたい気持ちは親として当然ありますが、医者の言葉を鵜呑みにして過剰医療になる前に親としてきっちり判断して必要があると海外・韓国で子育てしながら強く思いました。
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